GMナタネと近縁種の交雑を追う!

国は、2009年度よりナタネが混入する可能性のある飼料用トウモロコシの輸入実績のある港について「遺伝子組換え植物実態調査」を行っています。11年には苫小牧港で18検体中9検体から組み換え遺伝子が検出されたことから、食プロジェクトでは13年から調査活動を続けてきました。今年は、セイヨウナタネは見つからず、交雑が懸念される近縁種のカラシナ3検体を採取し、簡易検査を行いましたが不検出でした。農水省の16年の調査では、25検体中14検体が組み換えであったことが報告されています。今後も、調査活動を続けていきます。

食プロジェクト 富塚とも子

5月7日、苫小牧西港周辺にて