子どもたちをワクチン被害から守ろう!

日本脳炎ワクチンを誤接種!~長沼町~

 市民ネットワークは、日本脳炎ワクチンの定期接種化は、北海道では必要無いとして反対してきましたが、2016年4月から定期接種となりました。6月に長沼町で誤接種があったことから、9月1日、ワクチントーク北海道として、道に対し被害実態の把握と再発防止に関する質問・要請書を提出しました。

日本脳炎ワクチンは、2回目と3回目の接種を「半年以上~おおむね1年以内」の間隔で行うと定められていますが、長沼町では「6~28日」と誤って対象者に通知し、その結果26人に誤接種が行われました。今のところ、誤接種による重篤な副作用の報告はありませんが、子どもの命・健康に直結するだけに大きな問題です。また、文書での回答を求めたにも拘らず、9月23日に行われた道からの説明は口頭のみとなり、納得できるものではなかったため、改めて文書での回答を求めました。道や予防接種実施自治体に対し、副作用などのリスクや、受ける受けないを選択できることを市民に向けて周知するようこれからも求めていきます。

子ども・教育プロジェクト 奥田 恭子