香料公害で急増する健康被害 ~香料自粛を全国で~

「大地が育むいのちと水~未来をつくるのは私たち~」をテーマに「シャボン玉フォーラム」が開催されました。基調講演では、「大地が育むいのちと水 ~霧多布湿原から~」と題し三膳時子さん(NPO法人霧多布ナショナルトラスト)が豊かな水環境を残していく運動について話されました。また、小野有五さん(北海道大学大学院名誉教授)は、「北海道の自然を残すために」と題し自然破壊を止めるための運動の原点について話されました。

「子どもの未来を考える市民の会」(生活クラブ運動グループで構成)が主催した第4分科会では、柔軟仕上げ剤等の香料によって頭痛やめまいなどの健康被害が急増していることから、被害の実態を報告するとともに、香料自粛や国・自治体への働きかけについて問題提起しました。

講師の神聡子さん(環境アレルギーアドバイザー)は、柔軟仕上げ剤等に含まれる香料の危険性や除菌、消臭の行き過ぎを指摘しました。玉田千恵さん(子どもの健康と学びを守る会)は、化学物質過敏症のため、周囲の理解を得ながら生活していくことの困難さを訴えました。原田弘子さん(同会)が、自宅で行っている子育てサロンは、合成洗剤を使っていない方を対象にしており、化学物質過敏症の親子が安心して過ごせる居場所になっています。生活クラブは香料自粛を呼びかける独自のポスターによる啓発活動を報告しました。

市民ネットワークは、札幌・石狩・北広島・江別の各自治体に香料自粛の啓発ポスター作成・掲示に向け、市民団体や地域連絡会等とともに働きかけた活動などについて報告しました。しかし、香料公害の根本的な問題解決には、柔軟仕上げ剤等を「家庭用品品質表示法」の対象とすることや被害の相談窓口の設置等が急務です。

.2018シャボン玉フォーラムin北海道 報告

5月13日、クリスチャンセンターにて)

米軍オスプレイの道内訓練継続に反対!- 北海道と北海道防衛局に緊急申し入れ -

市民ネットワークは市民団体とともに、北海道知事に対しオスプレイ道内訓練継続の反対表明と、防衛省に対する中止要請を求め、緊急申し入れを行いました。また、北海道防衛局長に対しても道内訓練を行わないことを強く求めました。

3月1日、2市民団体とともに道庁にて

 

 

 

 

 

 

 

3月7日、14市民団体とともに北海道防衛局にて

 

 

石川さわ子議会リポート 2018年冬号

石川さわ子議会リポート 2018年冬号

 

 

 

 

 

 

 

誰もが安心して自分らしく暮らせる札幌をつくる
2017年第3・4回定例札幌市議会
・児童会館専用の体育スペースの確保を
・障がいのある方の雇用の拡充を
柔軟剤等の「香り」が気になっていませんか?
公立夜間中学の早期設置を!

石川さわ子の議会リポート 2018年冬号 裏面

 

 

 

 

 

 

 


石川さわ子の活動リポート
・「札幌市子どもの権利条例」が活かされた子どもの貧困対策計画を
・「こんな札幌に暮らしたい」2018年度予算要望を秋元市長に提出
・香料(香り)に苦しむ市民への理解を
・差別や人権侵害のない札幌市を
・憲法9条を守り、活かそう!
・札幌市議会を傍聴しよう!
2018年第1回定例市議会 2月20日~3月29日
石川さわ子の代表質問:2月28日(水)15時頃を予定しています。
(インターネット中継も行われます)

米軍オスプレイの道内訓練継続に反対!

1月4日の報道で、米軍オスプレイを使った日米共同訓練について、防衛省が2018年道内実施に向け米軍と調整を行っていることが明らかになりました。市民ネットワークは市民団体とともに、秋元市長に対しオスプレイ道内訓練継続の反対表明と、防衛省に対する中止要請を求め、緊急申し入れを行いました。

市民ネットワークは、北海道大演習場(千歳市、恵庭市、北広島市、札幌市)等において、多くの住民の不安な声を無視し、17年8月、オスプレイを参加させた日米共同訓練を行ったことに対し、強く抗議するとともに即時中止を求めてきました。
沖縄の基地負担軽減策と称して、国は全国でオスプレイ訓練拡大を進めようとしています。オスプレイの訓練は、北海道への配備、さらには、日米地位協定における丘珠空港の軍事利用につながることが強く懸念されます。札
幌市は、市民の生命と安全を守り、次世代に戦争のない平和な社会を引き継ぐため、市民の反対の声をしっかり受け止め、米軍オスプレイの道内訓練継続に抗議すべきです。

2月6日、札幌市役所にて

子どもの権利の視点から「札幌市子どもの貧困対策計画」を!

子どもの7人に1人が「貧困」の状態であることから、子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないようにと、札幌市は2017年度での「子どもの貧困対策計画」の策定をめざしています。貧困は、子どもの最善の利益が保障されていないことに他なりません。当事者や支援者の視点で貧困対策計画を捉えるため、連続講座を開催しました。

第1回 子どもの居場所、学ぶ場所、そして今
2回 貧困てなんだろう?

第1部 当事者から学ぶ
深堀麻菜香さん(大学生)は、子どもの学習支援などのボランティアとして活動しており、支援者などとつながることの重要性について話されました。松島周子さんは、DVにあう中で子育てをした経験から、日頃の近所付き合いが支援につながると話されました。

第2部 札幌市子どもの権利条例と子どもの貧困対策計画について
佐々木一さん(札幌市子どもの権利条例市民会議代表)からは、審議会等への子どもの参加、子どもの権利委員会子ども部会の新設等の提案がありました。渡辺孝之さん(札幌市子ども未来局子どもの権利推進課長)からは、現在策定中の札幌市子どもの貧困対策計画の基本施策について説明がありました。子どもの権利条例の意義を4名の報告を受けて、改めて確認することができました。

◆2月のパブコメに意見を!

札幌市子どもの権利条例には、子どもが家族の状況を理由とした不当な不利益を受けないことや学び、休息する権利があることが明記されています。学ぶ機会を奪われることは、人間の尊厳にかかわるとともに貧困の連鎖につながる可能性があります。子どもたち誰もが安心して自分らしく豊かに生きていくうえで、人と人とのつながりが欠かせません。札幌市子どもの貧困対策計画が、子どもの権利を真に保障するものとなっているのか、市民の視点で検証し、2月に予定されているパブリックコメントに意見を出していきましょう。

1月11日、かでる2.7にて

 

 

 

「香害」そのニオイが体をむしばむ?!

柔軟仕上げ剤や消臭スプレー等の香りによって、頭痛や吐き気など健康被害を受ける人が増えています。良い香りと感じる人がいる一方、具合が悪くなる原因が香料であることはあまり知られていません。香料の成分である化学物質の危険性や身を守る対処法を学ぶため、ジャーナリストの岡田幹治さんを講師に学習会を開催しました。

岡田さんは、香料の問題について、「香りが強く、長持ちする商品が5年前から増え、被害者が急増しており、『公害』の一種である。香料の成分は企業秘密として公表されておらず、安全性評価は業界の自主規制というお任せ状態であり、危険性が明らかにされていない」と指摘しました。専門家の研究によると、香料は気道を刺激する物質が多く、アレルゲン、ホルモン攪乱作用、神経毒性、発がん性等を持つものがあり、特に、柔軟剤と消臭スプレーから毒性の強いイソシアネートが検出されているとのことです。

市民の健康を守るため、国及び自治体においては香りによる健康被害について実態を把握し、香りの自粛を積極的に呼びかけるとともに室内空気における化学物質の総量規制を強化すべきです。

岡田幹治さん(ジャーナリスト)2日間で150名が参加。(11月22日、教育文化会館にて)

当別ダム「第2期創設事業」建設計画の抜本的見直しを

札幌市は、1992年から当別ダムを水源として水道水を供給する石狩西部広域水道企業団に参画していますが、2015年、水需要予測を見直し、将来的にも現有水源で賄えるとした一方、参画目的として供給よりも災害対策を打ち出しました。17年10月2日、建設委員会において、受水計画の10年前倒しを表明したことから、当別ダム「第2期創設事業」建設計画の抜本的見直しを10月19日、申し入れました。

札幌市は、当別ダムからの受水を1日4千㎥で2025年から開始し、10年間で段階的に増やす計画を、一気に4.4万㎥受水すると表明しました。白川浄水場の耐震改修に先立って新設整備する浄水場建設のコスト縮減につながるとして、当別ダム及び第2浄水場建設の正当性を図ることに躍起になっていますが、水需要が減少することから白川浄水場の規模縮小は当然です。さらに災害対策として、他自治体と水の相互融通などの協定を結んでおり、新たな水源の確保は必要ないと考えます。

企業団への参画により、これまでの出資・負担金は105億円、受水開始により毎年19億円の支出が予想されます。必要のない公共工事を続け、将来世代に多額の負担を残さないため、「第2期創設事業」は抜本的に見直すべきです。

学校における「香り」等による健康被害への取り組みを

    近年、柔軟仕上げ剤等の香料による頭痛、咳など健康被害が広がっています。札幌市においても、化学物質過敏症の子どもたちが、香料により登校が困難になっているなどの事例があり、保護者の方とともに、教育委員会に対し要望書を提出しました。

9月1日、札幌市役所にて

  市民ネットワークは、化学物質過敏症の子どもや保護者と情報共有の場をもっています。「教室内の香料等で、子どもが息苦しくなったり、体もかゆくなりわずかな時間しか登校できない」「『先生はいい匂いだと思うのに、なぜ君だけ違うのか』と言われる」など、子どもの健康被害や教職員の理解不足等について指摘がありました。さらに、電磁波過敏症も併発している方も多く、学校での無線LANの影響を懸念する声もありました。教育委員会には、当事者の要望とともに、香料自粛の啓発チラシの掲示、教職員への研修、無線LAN等の電源スイッチ設置等と併せて「幼稚園・学校におけるシックハウス対策マニュアル」の遵守を求めました。