2002年10月

ストップ!住基ネット 広げよう運動の輪

 

 すでに報告しているように、8月5日から国民一人ひとりに11桁の住民票コードをつけ、様々な行政情報処理に使用する、「住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)」がスタートしました。個人情報の漏洩だけではなく、国家による国民の監視そのものが危惧されることから、市民ネットとでは様々な反対行動に取り組んできました。

 システム稼働から、2ヶ月の10月4日には行政不服審査法に基づき、「住民票コードをつけたこと=行政処分」に対する不服申し立てをしました。20人が参加し、札幌市の戸籍住民課へ審査請求書を提出するとともに、審査請求が出来ることを市民に告知しないことは、行政不服審査法第57条に違反すること、「広報さっぽろ」やメディアを通じ、広く市民に知らせるべきとの申し入れを行いました。

 今後、行政処分に携わった区長から、弁明書が送られてくることになっていますが、再申し立てや意見陳述を行い、あわせて、国会請願全国署名活動に参加します。また、この日、「(仮称)ストップ!住基ネット札幌市民の会準備会」を発足させました。11月16日には戸籍研究家・佐藤文明さんを招いて講演会を開催しました。

 来年スタートする住基カード、盗聴法に基づく日常的な電話やEメールの盗聴、街中に増え続ける監視カメラ、幹線道路に設置される24時間監視システム…知らぬ間に監視網が張り巡らされているかのようです。横浜市では84万人以上の市民が住基ネット不参加を選択しました。84万人の意志を支持し、共に、「ストップ! 住基ネット」の声を大きくしていきましょう。

札幌市戸籍住民課へ不服申し申し立てをする市民ネットのメンバー