なくそう原発!止めよう再稼働!

東京電力福島第1原発事故から7年。汚染水の流出や格納容器内部のデブリなど高濃度の放射性廃棄物処理問題が山積する中、国は避難指示区域の解除、自主避難者への支援打ち切り、さらに原発再稼働を強引にすすめています。国民の命を蔑ろにする憲法違反の原発をなくすため、多くの市民が集結しました。

講演では、小野有五さん(北海道大学名誉教授)が「泊原発 再稼働してはいけない8つの理由」と題し、「泊原発が再稼働しなくても、北海道の電力は足りている。再生可能エネルギーの増大で、泊原発は全く不要になる。現地調査から原発敷地内は活断層と考えられる。一刻も早く廃炉にすべき」と話されました。
麻田信二さん(北海道生活協同組合連合会 会長理事)は「食と観光の北海道は原発と共存できない。脱原発を明記した北海道省エネルギー・新エネルギー促進条例のもと、送電線の優先順位を再生可能自然エネルギーにするなど、できることはたくさんある」。また、野木茂雄さん(ふくしま復興共同センター 事務局長)が「原発ゼロ、すべての被災者・被害者の救済・支援、廃炉や除染作業労働者の権利擁護」などを訴えました。
最後に参加者全員で原発ゼロ、廃炉に向け、ねばり強く活動を続けることを確認しました。

「原発事故から7年 フクシマを忘れない!さようなら原発北道集会」に700人が参加

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講師の小野有五さん