「写真で伝える世界の今 紛争の爪痕から逃れて」と題した講演会で講師の安田菜津紀さんは、16才の時に「国境なき子どもたち」の友情レポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材しており、現在は、フォトジャーナリストとして内戦などに苦しむ人々の取材を続けています。講演では、難民キャンプで出会った子どもたちやその家族の暮らし、人身売買された子どもたちなどの写真を紹介しながら「なぜ武力に手をつけてはいけないのか、世界の状況を発信することが私の役割」と話されました。
集会では、世界の人々、とりわけ近隣アジア諸国の人々と連帯し、「武力で平和はつくれない」と「戦争法」の廃止、憲法改悪反対、憲法の理念を生かす広範な運動を展開していくことを確認しました。