7月31日の札幌市総合交通政策調査室特別委員会において「丘珠空港の将来像」について報告があり、2030年までに丘珠空港の滑走路を現行の1500メートルから1800メートルへ延伸し、運航便数も現在の2倍以上の70便を計画していることが明らかになったことから、9月、滑走路延伸を容認しないよう国に申し入れを行うとともに、さらに国土交通省との意見交換を行いました。

市民ネットワークは、1992年に丘珠空港延長及びジェット化問題が発生して以来、空港周辺の環境を悪化させないため、丘珠空港の環境を考える市民の会等とともに活動をすすめています。2022年夏に開催された丘珠空港周辺の地域住民説明会では、「航路直下の住民はジェット機が上空を飛ぶ時はテレビの音も聞こえないほどの爆音に苦しんでいる」「近隣保育園では子どもたちの活動にも悪影響がある」など、たくさんの市民の不安の声がありました。23年7月の特別委員会での市の説明は「延伸ありき」で住民の不安の声には全く触れないまま、何のための住民説明会だったのかと憤りを感じました。さらに8月31日、市は北海道、経済団体とともに早期事業化を国に要望したことから、9月7日、国に対し、滑走路延伸を認めないことを求め要望書を提出しました。22日には、大河原雅子衆議院議員を窓口として、オンラインで国土交通省航空局に対し市民の会とともに改めて要望し、意見交換を行いました。航空局からは滑走路延伸の事業化は決まっていないとの回答がありましたが、今後も生活環境の悪化をさせないよう地元住民とともに粘り強く活動をすすめます。

9月22日、国土交通省、大河原雅子さんとの意見交換。