沖縄スタディツアー報告 12月20日

.....沖縄の辺野古新基地建設や戦争跡地などを視察し、沖縄がおかれている現状や問題について考え、各自治体の平和政策などに活かすこと、また、沖縄戦において犠牲となった方々の慰霊を行うとともに、あらためて平和を祈念することを目的に沖縄スタディツアーを企画し、学習してきました。 

.....在日米軍海兵隊基地キャンプシュワブ第1ゲート前で辺野古新基地建設反対の座り込みに参加。ゲート前には警備員が隙間なく立ち、彼らのすぐ前に座りながら、緊迫した空気を感じました。座り込みは地元の方を中心に2014年7月7日から続けていて3,820日目です。代理人3人もマイクを持ち活動への連帯をアピールしました。機動隊にゲート前から去るよう促され立ち上がりましたが、地元の皆さんは身体ごと抱えられながら強制退去させられました。ゲート内に次々に入っていくダンプカーやミキサー車等の大型車に向けプラカードを掲げながら「帰れ!」「環境破壊をするな」「基地建設反対」など声を上げ続けましたが、約180台がゲート奥に消えていきました。これが1日3回行われるそうです。
....ゲート近くの辺野古テントでは、抗議活動を続ける皆さんが「沖縄の海を埋め立てるのは自分の心を埋められるようだ」「政府は7万本もの杭を海に打ち込もうとしている。自分たちが杭となって工事を止めたい」と沖縄への思いを語られ、深く共感しました。
....沖縄が再び標的となりかねない新基地建設に、沖縄の方たちと共に反対していく思いを新たにしました。

 辺野古 キャンプシュワブ第1ゲート前で座り込み

      連帯をアピール

ゲートが開くのを待っているミキサー車

   毎日座り込みを続けているみなさんと

  この日が座り込み抗議開始から3,820日目