「もう始まっている多民族・多文化共生社会」

~ウソやデマのヘイトにはファクトチェックを~

近年は、日本に滞在している外国人の不法行為やマナー違反などをことさらに問題視し、差別をあおりかねない「日本人ファースト」という言葉が飛び交っています。講師の鳥井一平さん(移住者と連帯する全国ネットワーク共同代表理事)は「マナーを守らない外国人の多くは観光客であり、日本に暮らす外国人と一緒にしていることに問題があります。外国人労働者はなぜ日本に来るのか。それは、日本が安心・安全な国だと考えているからです。これを深掘りしていくと、戦後民主主義にたどりつきます。つまり、私たち日本社会が誇るべきことは、『戦争しない』『戦争させない』『核を持たない』を続けてきたことです」と話されました。
嘘やデマに惑わされず、正しい情報を共有し、誰ひとり取り残されることのない共生社会をともにつくっていきましょう。

講師の鳥井一平さん。飛行機が欠航になり、急遽リモートで講演していただきました。(12月8日、北海道自治労会館にて)

集会アピール(案)提案する米倉みな子