あびら環境フォーラム報告 ~廃棄物からみた持続可能な社会・今私たちに出来る事は~

北海道安平町においては、1986年から産業廃棄物最終処分場事業を実施して来ている中、新たな最終処分場計画に反対をしています。2015年、民間事業者が事業計画書を北海道に提出して以来、安平町や町内の全自治会等は反対の意見書を北海道に提出するなど事業中止に向けて取り組んでいます。情報共有をすすめるため、安平町主催のフォーラムに参加しました。

フォーラムの基調講演では、織朱實さん(上智大学教授)が、海洋プラスチック汚染など世界的環境問題での資源循環による経済活動の重要性について話され、桂真也さん(北海道大学院助教)が、2018年9月に発生した胆振東部地震にともなう斜面崩壊の分析から計画地を含む一帯の危険性を指摘されました。礒野弥生さん(東京経済大学名誉教授)は、廃棄物と法律の関係において環境保全が脆弱であることから住民参加の必要性等について話されました。パネルディスカッションでは、さらに及川秀一郎さん(安平町長)と藤原寿和さん(安平町環境保全アドバイザー)も交え、「今私たちに出来る事は」の意見交換がありました。リサイクルされない産業廃棄物の処理・処分について、北海道の問題として注視していきます。

廃棄物の流れを見える化し、自分事として循環社会をつくるための課題を共有しました。(9月10日、安平町追分公民館にて、藤原寿和さんと。)