-いらない原発!変えようエネルギー政策-
~許さない原発再稼働・新増設!忘れないチェルノブイリ・福島!~
...チェルノブイリ原発事故から39年、福島第1原発事故からは14年が経過しました。2025年2月、政府が閣議決定した第7次エネルギー基本計画では、「原発依存を可能な限り低減する」としてきた方針が削除され、原発回帰政策が鮮明になり、原発再稼働のみならず新設まで盛り込まれました。豊かな自然や安心して暮らせる社会を次世代にバトンタッチするため、「原発いらない!いのちが大事」とアピールしました。
...福島第1原発事故により未だに約2万人の方々が、避難生活を強いられている中、甚大な原発事故を起こした東京電力や国は全く責任を取っていません。北海道では、北電が発表した「2035年までの経営ビジョン」において、27年夏までに泊3号機を再稼働、さらに30年代前半までに1、2号機を再稼働させるとしています。泊原発は、海底活断層の存在が指摘されている積丹半島に位置しており、ひとたび大地震が起きれば、がけ崩れや道路の寸断、海底の隆起などが発生し、地上からも海上からも避難が困難なことは能登半島地震からも明らかです。また、「核のゴミ」問題では、核燃料サイクルはすでに破綻しており、多くの道民が反対する中、最終処分地選定の調査が強引に進められるなど決して認めることはできません。今すぐ原発を止め、「核のゴミ」の総量を確定したうえで、地上で暫定保管しながら国民的議論をすすめるべきです。

集会アピールを力強く読み上げる石川さわ子

市民集会に約250名が参加。

デモパレードで「原発いらない!」と力強くアピール。