ウクライナとガザ - 現地取材から問う日本と世界の平和 -

1941年12月8日、日本はハワイの真珠湾を攻撃し太平洋戦争に突入しました。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻はいまだ終わらず、更にイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃も激化しています。一刻も早い停戦のために日本と世界はどうあるべきか志葉玲さん(フリージャーナリスト)を講師に講演会を開催しました。

志葉さんは「ロシアのウクライナ侵攻は今に始まったことではない。強行した2014年のクリミア併合から続いている。イスラエルのガザ封鎖も2007年から続き、逃げ場がないのに酷い攻撃で大量虐殺をしている。両国とも非人道的な行為だが、欧米はロシアには経済制裁、イスラエルには支援をしている。ダブルスタンダードだ」と述べました。また、「日本メディアは真実を報じない」と欧米に同調する日本を批判しました。
世界各地で反戦デモが行われています。日本国憲法前文には「全世界の国民がひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有する」とあります。この憲法を持つ日本こそが世界に平和を訴えるべきです。

  講師の志葉玲さん

米倉みな子が集会アピールを行いました。 (12月8日、自治労会館にて)