PFAS汚染の実態を市民の力で明らかに!

千歳川採水調査に参加

自然界でほとんど分解されず、「永遠の化学物質」と言われ、発がん性が指摘されるPFASが全国の浄水場や河川で検出されています。次世代半導体の国産化をめざす「ラピダス」は2025年の操業を目標に千歳市内で工場建設を進めています。次世代半導体製造のプロセスにはPFASが必須であることから、稼働前の河川の現状を把握するため、市民団体による千歳川の採水調査が行われ、市民ネットも参加しました。北広島市、恵庭市、千歳市の7地点で採水し、水は原田浩二さん(京都大学大学院医学研究科准教授)の研究室へ送られ、分析されます。
「ラピダス」の操業には、PFASによる環境汚染や健康被害が懸念されるのみならず、水などの大量の資源やエネルギーを必要とするなど多くの課題があります。今後も引き続き採水調査に取り組むなど、ラピダス進出による北海道への影響を注視していきます。

代理人 佐々木 ゆりか(北広島市議会議員)

8月19日、千歳川の水を採取し、水温や透明度をチェック。