代理人 視察報告 7月8日~10日
…市民政策に関する先進事例を学ぶため、京都府、京都市、亀岡市を視察し、福祉、環境、オーガニック給食などについて情報収集しました。
7月9日 京都府亀岡市
プラスチックごみゼロに挑戦する亀岡市の取り組み
…亀岡市は、2012年に内陸部の自治体で初の「海ごみサミット」を開催し、18年には、市議会とともに「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」を発信。海ごみをなくすため、使い捨てプラスチックごみゼロを目指し、プラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例の制定をはじめとする環境活動の取り組みについて視察しました。
…1990年代半ば以降、亀岡市の観光スポット保津川下りの流域では、大雨のたびにペットボトルやレジ袋等が大量に漂着するようになり、2人の船頭がはじめたごみ拾い活動が「プラごみゼロ」を目指すきっかけとなりました。目標として、エコバッグ持参率100%、海にプラごみを流さない、プラごみの100%回収と地域内資源循環、リユース食器等の使用、事業者等の取り組みへの積極的支援を掲げています。プラ製レジ袋提供禁止条例では、審査会を経て違反者名を公表することとしています。(2025年時点違反事例なし)
…また、川のごみと海のごみのつながりを学ぶ「こども海ごみ探偵団」や、環境に配慮した取り組みを実践する飲食店の登録制度、ペットボトル削減とマイボトルの普及を目指すプロジェクト等、多岐に渡る事業予算には、ふるさと納税が充てられています。事業者や市民とともに取り組む亀岡市の実践を参考に、未来につなぐ環境施策を提案していきます。
代理人 鶴谷 さとみ(北広島市議)

亀岡市役所には、浄水カートリッジやステンレスボトルなどを回収するリサイクルBOXが設置されていました。