「核のゴミ」地層処分の適地はない

26回目の幌延サマーキャンプ 報告 7月26~27日

市民ネットワークは、2009年から実行委員として幌延サマーキャンプを開催しています。生活クラブ運動グループからの要望書は、幌延町長が不在のため郵送提出となりました。2025ほろのべ核のゴミを考える全国交流会では、若い世代の参加もあり、幌延の現状報告やシンポジウム、意見交換などが行われました。また、ほろのべ核のゴミを考える全国交流会実行委員会が日本原子力研究開発機構及び幌延深地層研究センターに申し入れを行いました。

私たちは1984年に核廃棄物処分施設誘致問題が浮上して以来、一貫して幌延深地層研究に反対し活動しています。研究期間は2028年度末までとされていますが、核廃棄物施設誘致に反対する道北連絡協議会の東道(あずまおさむ)共同代表は「原子力機構の検討委員会で研究継続に向けた発言が出始めている」とし、「継続されれば最終処分場につながる懸念が強まる。寿都町、神恵内村と同質の問題だ」と問題提起。北海道の動きについて報告を行った代理人 石川さわ子(道議)は「三者会議の当事者でありながら北海道の姿勢は主体性に欠けている」と指摘しました。
地層処分ありきで進められている幌延深地層研究計画は、速やかに終了させるべきです。幌延町に「核のゴミ」を持ち込ませることがないよう粘り強く運動をすすめていきましょう。

代理人 佐々木 ゆりか (北広島市議会議員)

 

代理人の佐々木ゆりか(北広島市議会議員)

 

2025ほろのべ核のゴミを考える全国交流会 全体会で北海道の動きを報告した代理人石川さわ子(北海道議会議員)