暮らし発!政策づくりは住民のひと言から

女性議員とまちづくりトーク@しもかわ 報告

札幌市北区選出の道議会議員として3年目の活動に入り、広域である北海道の政策課題について調査するため具体的な取り組みを始めました。まず、上川管内下川町出身の代理人.鶴谷さとみ(北広島市議)と下川町を訪問し、女性の視点から見た生活課題や住民の声が地域の行政や議会に届いているのかなどについて意見交換する懇談会を開催しました。

下川町は道北に位置し、人口約2,800人が暮らす農業・林業を主産業とする町です。下川町在住で社会教育委員等を担っている瀬川聖子さんが声掛けをしてくださり、下川町議、雄武町議、士別市議、地元の個人事業主や行政職員などの方々と懇談することができました。私から今年4月に施行された「北海道こども基本条例」について話し、自治体で異なる子ども政策等に関し意見交換をしました。下川町では2007年4月に自治基本条例が施行されており、子育て中の方も町総合計画審議会委員を務めています。人口は減少していますが、札幌などから移住して起業している方々もおり、環境政策やまちづくりに取り組んでいます。「審議会の会議が一方通行のような気がするが、自信をもって意見を言いたい」「漠然とした今後の不安があるが、つながりをつくることで元気が出る」との発言もあり、悩みながら主体的に町政に関わっていることが伺えました。
住民参加による課題解決に向けた市町村同士の水平連携や市町村と振興局の垂直連携の必要性を実感し、今後の活動につなげていきます。

代理人 石川 さわ子(北海道議会議員)

子ども1名、おとな16名が参加。左端が石川さわ子。 (7月23日、下川町総合福祉センター「ハピネス」にて)