フィールドワーク 「海から見る横浜ノースドック」

全国市民政治ネットワーク全国交流集会2025 in神奈川
第3分科会 報告 10月18日

みなとみらいには海沿いに遊園地があり観覧車や高層ビルが立ち並び、その間をロープウェイが行き交い、ワクワクする光景が広がっています。横浜ノースドックは、横浜港の真ん中にある米軍専用埠頭であり、輸送拠点となっています。ガイドの星野潔さん(米軍を監視している団体「リムピース」)によると、自衛隊が南西諸島に配備を進めているミサイルや戦闘車、揚陸艇(港がなくても兵器を降ろせる小型艇)など多数の武器や資材の搬入搬出を確認しているとのことです。また、潜水艦を探知するための音響測定艦5隻のうち4隻が待機していました。さらに民間ドックでも米軍艦船の修理が日常的に行われており、横浜港の軍港化、米軍との一体化が懸念されます。夢のような楽しい空間の隣で着々と進んでいる「戦争のための準備」に対し、「戦争しないための外交努力」を強く求めていかなければならないと思いを新たにしました。

代理人 米倉 みな子(札幌市議会議員)

後列左から4番目が米倉みな子