7月29~30日
市民ネットワークは、1986年チェルノブイリ原発事故後「核と人類は共存できない」と、生活クラブ運動グループとともに高レベル放射性廃棄物の最終処分場計画に反対し、幌延サマーキャンプを開催するなど、地元で反対運動を続ける市民とともに活動をすすめています。
2000年度からスタートした幌延深地層研究計画は、研究期間を20年程度としており、幌延町は、北海道、現・日本原子力研究開発機構と放射性物質は持ち込まない、終了後は埋め戻すとする三者協定を締結しています。7月29日、幌延町に対し「三者協定の遵守及び、幌延、北海道を『核のゴミ』の最終処分候補地としないよう、国に対し要請を行うことを強く求める要望」を生活クラブ運動グループで行いました。
7月30日、「2016ほろのべ核のゴミを考える全国交流会」の講演会「核のゴミのゆくえ・・・モンゴルでの動き」で、今岡良子さん(大阪大学准教授)が2011年5月に報道された「日米がモンゴルに核処分場極秘計画」について「モンゴルは、豊富なウランを日本に提供し、日本が輸出する原発も含め核廃棄物を受け入れるという秘密協定があったのではないか。ウランの採掘場所では、作業員の体調異常や家畜の大量死などが相次いでおり、自然と人々がともに未来を創ることが大切」と話されました。
運営委員 青木 ひろみ