米軍オスプレイ道内訓練の中止を

4月の報道で、防衛省が8月に米海兵隊の新型輸送機「MV22オスプレイ」を使った日米共同訓練を予定していることが明らかになりました。さらに実施場所として、陸上自衛隊矢臼別演習場に加え、北海道大演習場(札幌市、北広島市、恵庭市、千歳市)も候補地として検討していることから、市民団体とともに札幌市及び北海道、国に対し、緊急申し入れを行いました。

4月28日、札幌市へ要望。

国は、沖縄の基地負担軽減と称して、オスプレイの訓練を全国に分散・拡大しようとしていますが、国民の生命を脅かす危険なオスプレイ訓練は到底認めることはできません。オスプレイは、開発段階から事故が相次いでおり、16年12月にも名護市沖で墜落し大破する事故が起きたばかりです。北海道大演習場は人口密集地に隣接しており、住民の抱く恐怖は計り知れません。
札幌市及び北海道においては、住民の安全を第一に考え、オスプレイ訓練先として北海道大演習場等に反対を表明し、防衛省に訓練中止を働きかけることを強く求めました。今後、北海道防衛局にも申し入れを予定しています。

丘珠空港問題プロジェクト 山田 澄子

5月1日、道へ要望