平和な社会を子どもたちに ヒロシマ平和行動 報告 8月5~7日

2017年7月、国連で核兵器禁止条約が採択されましたが、日本政府は批准を見送ったことに大きな疑問と憤りを感じます。次世代に核も戦争もない平和な社会を語り継ぐため、原爆投下から72年目を迎えた広島で平和行動に参加しました。

….被爆者の高齢化がすすみ、戦争体験を語る人が減少しています。被爆者のお話を伺い、広島港から呉港に向かうスタディツアーに参加しました。江田島には、米軍の秋月弾薬庫があり、アジア各国への供給源となっています。呉には、海上自衛隊基地があり、港には艦艇が常に配備されています。呉市では、戦艦大和や海軍カレーなどをアピールしてまちづくりをすすめており、戦争のソフトイメージ化に大きな危機感を抱きました。広島は、被爆地でありながら、広島湾一帯には今も軍事施設がいたるところに見られました。
….札幌では、小・中学生を平和訪問団として広島や長崎、沖縄に派遣していますが、さらに多くの子どもたちが参加できるよう要望していきます。

運営委員 奥田 恭子

今年も折鶴を届けました。