「10万年の大うそ 核のゴミ」~ 幌延・北海道を「核のゴミ」の最終処分場にしないために ~

日本・原子力研究開発機構は、8月、幌延における「核のゴミ」(高レベル放射性廃棄物)の深地層処分について、埋め戻しの時期や工程を示すことなく、研究期間「延長」の計画を北海道と幌延町に提出しました。なし崩し的に幌延・北海道が「核のゴミ」の最終処分場につながることが強く危惧されることから、法律と政策の観点で、山本行雄さん(弁護士)を講師に緊急学習会を開催しました。

山本さんは、「核のゴミ」処分政策について「1984年、我が国では安全に地層処分が可能か否かの決定手続きがないまま、有効な地層選定は終了したとの中間報告がなされた。地質条件に合わせて人工バリアを設計すれば安全としたが、人工バリアなどどこにもない。明らかな大うそです」と指摘され、また「2000年、幌延深地層研究施設申し入れを堀知事が受け入れ、同時に『特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律』が制定された。幌延の研究が容易に処分に結びつく体制は整っている。また、放射能汚染から人と環境を守る原点に立って、法律と政策を他人任せにせず、50年、100年先を見すえて取り組むことが必要です」と話されました。北海道を「核のゴミ」の最終処分場にしないため、多くの市民と連帯し、北海道・幌延町に「研究延長」を認めないことを求めるとともに、原子力機構に対し三者協定を遵守し、延長計画の撤回と今年度末までに終了年度、埋め戻しの工程を明らかにすることを求めるなど粘り強く活動を続けます。

反核・平和プロジェクト 佐藤 典子

緊急の開催にもかかわらず、多くの参加者があり、課題を共有しました。(10月26日、かでる2.7)