核のゴミ 幌延「500m掘削」NO! 研究の即時中止・施設の閉鎖、埋め戻しを

日本原子力研究開発機構(以下、機構)は、2021年4月、北海道と幌延町に、坑道を地下500mまで追加し掘削する方針を提示しました。北海道は、4月より計5回の「確認会議」(幌延深地層研究計画の進捗状況などを確認することを目的とする)を開催し、検討。知事は7月「500m掘削」を容認したことから、8月、知事に対し研究の即時中止等を機構に要請するよう申し入れました。また、機構に対しては「500m掘削」を行わず、研究の即時中止等を求めました。

幌延深地層研究については、2019年、研究期間終了間際の12月、道民の多くが反対したにもかかわらず、知事が2028年までの研究延長を認め、当初計画の「研究期間20年程度」が反故にされてしまいました。研究の終了時期や埋め戻しの工程表も明らかにされないまま、「500m掘削」の容認はさらなる研究期間延長への強い疑念と不信を抱かざるを得ません。「確認会議」は、計画のチェックではなく計画を進めるための会議になっており、道民の不安の声を受け止め、道民の多くが求める「期間内終了、再延長はしない」ことについて十分な議論が尽くされているとは言えません。道民は「幌延及びその周辺、北海道が高レベル放射性廃棄物の最終処分場になるのではないか」との強い危機感を持っています。
北海道の豊かな食や自然環境を守り、次世代につなぐため、幌延、北海道を核のゴミ捨て場にしてはいけません。粘り強くともに声をあげていきましょう。

(共同代表 佐藤 典子)

8月31日、北海道庁にて