2023年統一自治体選挙報告 

代理人とともに、さらにすすめよう!市民参画の政治

市民ネットワーク北海道は、市民が自治するまちづくりの実現に向け、市民の声の代弁者として代理人を議会へ送り出す運動を実践しています。2023年統一自治体選挙において、北海道知事選では「命と暮らしを大切にする政治」を掲げた池田まきさんを「支持」しましたが、2期目の鈴木直道知事が当選。札幌市長選では、五輪招致推進の現職と招致反対の2人(いずれも無所属新人)が立候補、市民ネットワークは「自主投票」とし、秋元克広さんが当選しました。
市議選については、札幌市中央区、北区、北広島市で、道議選については札幌市北区での議席獲得をめざし、生活クラブ運動グループ全体で取り組みました。「五輪招致は住民投票で」「一人ひとりが大切にされる市政を」「市民にわかりやすい情報公開を」など訴え、総力を結集しました。いずれも厳しい選挙戦の中、中央区では次点となりましたが、北区ではローテーションを実現し新人が当選、北広島では現職二人が2期目、3期目ともに当選、議席を堅持しました。また、道議選においては、2015年(北区・西区)以来の挑戦となる中、支援の輪を拡げ当選、議席を獲得しました。
これまで代理人とともに行ってきた「こんなまちに暮らしたい」予算要望等の活動を踏まえ、今後は、各自治体と北海道の連携で、市民参画の政治を元気に拡げていきましょう。

共同代表 佐藤 典子

◆得票結果

 選 挙 区(定数) 名  前 得票数
市議選 札幌市中央区 (8) 菱沼美江子   7,361票    次点
札幌市北区  (10) 米倉美奈子 10,027票    当選
北広島市   (22) 佐々木百合香      908票    当選
北広島市   (22) 鶴谷聡美   837票    当選
道議選 札幌市北区   (4) 石川佐和子 18,652票    当選

 

菱沼美江子は、「五輪招致は住民投票を」等を訴え、4か月間で250回を超える街頭アピールを実施。

米倉美奈子は、「一人ひとりが大切にされるまちづくり」等を訴え、石川佐和子からバトンタッチ。

鶴谷聡美は、中高生の放課後の居場所づくり、子育て・介護・災害対策を訴えて、3期目当選。

佐々木百合香は、安心・安全な学校給食、子どもの遊び場に関する条例づくりを訴えて、2期目当選。

石川佐和子は、「市議12年。今度は道政を変える」と訴え、北海道議選で初当選。