つながろう♡たすけあい~いい場所・居場所

たすけあいの日フォーラム 報告

10月15日のたすけあいの日にちなみ、たすけあいの日フォーラムを生活クラブ運動グループで開催しました。「つながろう♡たすけあい」をテーマに居場所づくりのノウハウ・課題について講演、事例発表、パネルディスカッションの3部構成で行いました。

谷山真佐枝さん(プランズEPO)は、「安心して暮らすために、地域でサロン!」と題し、基調講演を行いました。谷山さんは、シニアの孤立予防のために2017年から地域サロン情報誌「ちさろ」を作成配布しています。地域サロンを運営している町内会や福祉団体などを取材しての居場所づくりについて話されました。
第2部では、北広島の「どんぐり」と生活クラブ、手稲の「こころ」、豊平の「ユアセル」から事例発表がありました。「ユアセル」代表の高橋智美さん(作業療法士・20代)は「SNSを多様に利用して発信し、多世代、他地域の賛同者やボランティアを募っています。今後、地域サロンを開設する予定です」と話されました。
地域サロンは高齢者の生活のリズムだけではなく、生きがいも生み出しており、今後は若い世代とのゆるやかなつながりが期待されます。代理人の石川さわ子は、人と人とがつながり、支え合う活動が持続可能になるよう行政に提案していきたいと述べました。

福祉プロジェクト 久守 陽子

10月14日、札幌エルプラザにて