だれでも生まれながらに持っているよ、子どもの権利 〜子どもの権利を保障するためにおとなができること~

子どもの権利条約フォーラム2023 inとよた 報告集会 2月3日 かでる2.7

...愛知県豊田市で2023年11月25、26日に行われたフォーラムの報告集会を開催しました。4人の代理人と子ども・教育プロジェクトメンバーから報告があり、あらためて様々な視点から子どもの権利を考えました。

全体会の基調講演で、大谷美紀子さん(国連子どもの権利委員会委員)が「子どもの権利を知り学ぶ~子どもの人権が守られる社会のための第一歩」と題し、おとなが子どもの権利を学び社会を変革していくことが重要であると話されたとの報告がありました。
分科会報告では、子どもの「できる」を支えることが大切であること、包括的性教育が生き方の選択の自由を保障すること、愛知の子ども・若者の課題、フリースクールと行政の連携による不登校支援、児童館での不登校の子どもの居場所づくりなど多岐にわたる実践報告がありました。また、フォーラム関連企画「311子ども甲状腺がん裁判」原告の子どもの声を聞く会に参加した報告から、福島の甲状腺がんの子どもたちの置かれた状況を知り、子どもの権利がまったく保障されていない実態に心が痛みました。
石狩や江別からは、子どもの権利条例制定に向けた取り組みについて報告がありました。
近年、子どもの権利を保障する取り組みは徐々にすすみつつありますが、未だ、十分とは言い難い現状です。子どもが安心して生きることのできる社会をつくるため、私たちおとなが、子どもの権利を学び、あらゆる場において活かしていかなければなりません。今後も子どもの権利が守られているかという視点で活動していきます。

子ども・教育プロジェクト 孰賀 紀美恵

代理人 鶴谷 さとみ(北広島市議)

代理人 石川 さわ子(北海道議)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星野 ゆかりさん(子ども・教育プロジェクト)

代理人 米倉 みな子(札幌市議)

代理人 佐々木 ゆりか(北広島市議)

グループトークではおとなが子どもの権利を知ることが大切」「子どもの甲状腺がんについての報告はとてもショックでした」などの意見や感想が出されました。

 

 

グループトーク