北広島市防災食育センター見学 報告

育ち盛りの子どもたちにこそ、学校給食でもっと有機食材を!

学校給食は子どもたちの健やかな成長に重要であり、安全でおいしい給食は保護者の願いです。地元の有機食材を給食にもっと取り入れることで、北海道にさらに有機農業が拡がることをめざし、生活クラブ運動グループで「チーム有機給食」を立ち上げました。そこで2024年に開設した北広島市の防災食育センターを見学し、有機食材の使用状況などを調査しました。

北広島市防災食育センターは、市内小学校8校と特別支援学校1校へ給食を提供するほか、災害時に備え避難所に8,000食の炊き出し機能(1時間に4,800個のおにぎりを製造する成形機・包装機を整備)や備蓄庫を備えた施設です。調理室は衛生管理の徹底や作業効率の向上を図ったレイアウトになっており、2階から調理の様子を見ることができました。地場の食材は優先的に使用されていますが、有機食材については、北海道有機農業協同組合と提携して市内で生産された人参、じゃがいもなどを10月から12月にかけ、月に1回程度使用しているとのことです。
「チーム有機給食」は、道内の学校給食にもっと有機食材を取り入れるため、すでに有機給食に取り組んでいる自治体や有機野菜の生産者等から情報収集していきます。

代理人 佐々木 ゆりか(北広島市議)

食器はPEN樹脂、ストローは紙製を使用。

「チーム有機給食」メンバーとともに(4月24日)