不戦の日!8.15北海道集会 報告

講演「戦後80年」の日本と世界譲れないものとは何か

集会では「復帰53年 5.15沖縄平和行進」の参加者2名から報告がありました。小学校教員の方は「自分の目で見て、考え、子どもたちに伝え、平和の種まきをしたい」と話されました。
講演では、講師の高橋哲哉さん(東京大学名誉教授)が「戦後80年は特別な年と考えている。世界が地獄を見た第2次世界大戦後、国連ができ、世界人権宣言やジェノサイド禁止条約など国際法がつくられたが、国際法を無視し秩序が壊されている。日本政府は、沖縄を二度と戦場にしないとしながらも台湾有事を想定し、南西諸島に自衛隊基地とミサイル部隊を配備している。戦争被爆国として核兵器のない世界を追求し、法の支配によって人権と平和を守るべきである」と話されました。
集会アピールでは、世代や立場を超えた広範な市民が結束し、「戦争法」をはじめとする数々の悪法の廃止、憲法改悪阻止など、新しい戦前にさせないたたかいに総力をあげることを確認しました。

講師の高橋哲哉さん(東京大学名誉教授)

集会の司会を担当する代理人の佐々木ゆりか(北広島市議会議員)

講師の高橋哲哉さんとともに。代理人の米倉みな子(札幌市議会議員)(右)と佐々木ゆりか(北広島市議会議員)(左)