9月の県知事選挙では、翁長前知事の遺志を継ぐ玉城デニーさんが勝利し、「辺野古新基地はいらない」という民意が示されたにも関わらず、辺野古の海への土砂投入を再開するなど、政府は「戦争する国づくり」を進めています。
映画は、2016年の米軍属女性暴行殺人事件の被害者追悼県民大会から始まり、辺野古の新基地建設や高江で強行されるオスプレイのヘリパッド建設、さらに宮古島、石垣島でのミサイル基地建設と自衛隊配備などに反対する県民の姿が収録されています。上映会後、三上監督は「風かたかとは風よけ、防波堤になるという意味です。日本は南西諸島を風かたかにしようとしている。アメリカは日本を風かたかにしている。標的の島とは日本全土のことです。軍隊は住民を守らないという歴史から学ばなければいけない」と話されました。民主主義を守り「武力で平和はつくれない!」と運動をすすめていくことを確認しました。