子どもたちにより良い教科書を

札幌市教育委員会が、2024年度から札幌市立小学校で使用する教科書を採択するにあたり、市民や学校の意見を募ることから、文部科学省の検定に合格した教科書展示会に行ってきました。教科書は、全てカラー印刷で、中には子どもが自分の意見を書き込める枠がありました。また、2次元コードが掲載されており、タブレットで読み取ってさらに詳しく学習できるようになっていました。
子ども・教育プロジェクトでは、子どもが成長するうえで性について学ぶことは大変重要であることから「性教育に関する記述があるか」や虫歯予防としてリスクのある「フッ素洗口をすすめていないか」などを中心に確認しましたが、5、6年生の「生活」「体育」の教科書にはどちらも記述がありませんでした。今後、8月上旬までに4回の教育委員会会議が開催され、市民や学校等からの意見なども参考にして、教科ごとに教科書が採択されます。会議は公開されていますので傍聴しましょう。また、中学校の教科書採択は24年に行われます。

※教育委員会会議は、2回が終了していますが、その後は未定のため、ホームページにて確認をお願いします。

子ども・教育プロジェクト 品川 千賀子

6月15日、札幌市役所ロビーにて