篠路清掃工場は、2011年にごみ量減少に伴い廃止され、21年から解体工事が行われる予定です。清掃工場解体に伴う大気中のダイオキシン類や金属類の濃度を調べるため、札幌市では、松葉によるダイオキシン調査を行っており、解体前調査のための松葉採取に立ち会いました。松葉による調査は、市民要望によって実現し、厚別・発寒第2清掃工場に続き3か所目です。針葉に蓄積したダイオキシン類等を測定することで、年間の平均濃度を測定することができます。測定結果は、1か月後に出るとのことですが、解体中、解体後にも調査が行われることから注視していきます。
環境プロジェクト 青木 ひろみ