2021年ワクチントーク北海道全道集会報告 

新型コロナウイル感染症からみえるワクチン事情

. 新型コロナウイルスワクチンは、短期間で開発・製造・承認され、私たちの社会がこれまで経験したことのない規模で接種が始まっており、すでに多くの副反応被害が報告されています。職域接種や子どもの集団接種など、実質的な接種強制につながることが危惧されます。一人ひとりがどう選択すべきかを考えるため、古賀真子さん(コンシューマネット・ジャパン理事長)、母里啓子さん(ワクチントーク全国代表)を講師に集会を開催しました。

古賀さんは、初の遺伝子ワクチンで長期影響もわからないワクチンをほぼ全世界の人間に一斉に接種することに触れ、副反応の疑いの症状が出た場合、これまでのワクチン行政と同様、被害の救済までたどりつくことは困難だと実情を語りました。また、子どもへの接種については第4波の中でも感染割合はわずかな増加に留まっており、多くが無症状から軽症であることから、子どもにまでワクチンを打つことは不要と強調しました。
母里さんは「ワクチンで制御された感染症はほとんどありません。ウイルスとはこれからも共存していかなければなりません」と話されました。
これまで予防接種における被害者と市民運動が築き上げてきた薬害・予防接種禍の教訓を生かし、十分な情報提供に加え、強制されるのではなく選択権が保障されること、打たないことを理由とする差別が起こらないよう対策を求めていきます。
(6月20日、北海道教育会館にて。オンラインでの開催で道内外から100人が参加しました。)

代理人 佐々木 百合香(北広島市議会議員)

講師の古賀真子(こが まさこ)さん

講師の母里啓子(もり ひろこ)さん