学校「給食用食器」プラスチック変更に異議あり Part2

現在、札幌市立小中学校の「給食用食器」は、強化磁器が使用されていますが、低学年の児童や調理員にとって重く、負担となっているとして丼については、プラスチック樹脂への変更が検討され、4校で試行が始まっています。運動グループで実施したアンケート結果を元に「子どもの未来を考える市民の会」として教育委員会に申し入れました。

強化磁器は、料理の温かさが伝わりやすく、食育の観点からも優れています。アンケートでは、給食用食器の変更について知らなかった人が90%、プラスチック樹脂食器を使用することへの反対は65%、添加剤などが溶け出す不安は60%でした。食器の変更を検討する場合は子どもたちや保護者の意見を反映すること、環境負荷が小さい高強度磁器や木製の食器も検討すること、化学物質が溶け出す不安のない材質を選ぶことなどを要望しました。
世界各国がSDGsをめざす中、脱プラスチックの観点から給食用食器の変更はするべきではありません。

10月8日、札幌市教育委員会にて

意見交換を行いました。