2020年度公共施設の洗浄剤調査報告 Part2  札幌市公共施設で無添加石けん利用拡大を

安全性の高い石けん利用の拡大につなげるため、2020年9月~11月、札幌市内の96公共施設の洗浄剤調査を生活クラブ運動グループで行いました。トイレ、手洗い場等で使用されている洗浄剤の種類、色、香り等の調査結果を踏まえ、札幌市に対し、指定管理者施設を始めとした公共施設での無香料で無添加の石けんの利用、「香りのエチケット」ポスターの継続した掲示等を要望しました。

札幌市の公共施設の多くは指定管理者制度の下、NPO法人や民間業者等が管理しています。指定管理者は、洗浄剤などの物品等の調達に当たっては札幌市が環境に配慮した事業活動を行うために定めた「札幌市グリーン購入ガイドライン」に従うことと管理業務等仕様書に規定されています。
ガイドラインでは、「洗面所の手洗い洗剤として石けん液又は石けんを使用する場合には、資源有効利用の観点から、廃油又は動植物油脂を原料とした石けん液又は石けんが使用されていること」と定めています。しかし、調査結果では、多くの施設で合成洗剤の使用が明らかとなり、まずガイドラインの遵守を徹底すべきです。また、洗浄剤の約6割に香りがあったことから、今後、香料への配慮などガイドラインの見直しも必要です。新型コロナウイルスの感染防止対策として、石けんでの手洗い頻度が高まっており、手洗い場に充満した香料で具合が悪くなるという声を受け、保健所生活環境課は、4月9日、改めて「香りのエチケット」の職員及び市民への周知・啓発、物品購入での積極的な無添加や無香料のものの採用への協力を求める通知を各管理者宛に出しました。
今後も公共施設を利用する子どもをはじめとした市民の健康を守るため活動していきます。

3月31日、札幌市役所にて