子どもの権利学習会 報告

「子ども総合基本法案」を知る

池田まきさん(立憲民主党前衆議院議員)を講師に迎え、「子ども総合基本法案」について学習し、また、各地域での子どもの権利条例に関する取り組みについて情報共有しました。市民ネットきたひろしま・いしかり・江別の共催でオンラインを併用し、35名が参加しました。

池田さんは、「自民党の『子ども庁案』は、児童虐待防止に力を入れ、就学前の子どもを主な対象としているのに対し、『子ども総合基本法案』は、子どもから若者まで切れ目のない支援を想定している。少年法の適用年齢が18歳未満に改正されたことで若者は更生の機会を失う、また、貧困やヤングケアラーなどが顕在化していることから、子どもの権利条約の理念に則った法律が必要である」と話されました。
地域での取り組みとして、石狩や江別では子どもの権利条例制定に向けた活動、北広島は新築される学童クラブの靴箱に子どもの意見が反映された事例について発表しました。
参加者は、困難を抱える子どもたちに気づく方法などを話し合うとともに、プレーパーク(冒険遊び場)や学童クラブなど子どもに関わる現場の大切さとその声を政治に反映する取り組みの重要性を再確認しました。

代理人 佐々木 百合香(北広島市議会議員)

講師の池田まきさんとともに。 (9月19日、おむすびカフェ粒にて)