「香料の成分表示を国に求める署名」にご協力を!

柔軟仕上げ剤など、家庭用品に含まれる香料の成分表示等を求める署名用紙

家庭で使用する柔軟仕上げ剤や消臭剤等に含まれる香料によって、頭痛、吐き気などの健康被害を受けている人が増えています。学校や職場に行けなくなるほど深刻な状況もあります。2017年、日本消費者連盟が開設した相談窓口「香害110番」には213件もの苦情や悲鳴が寄せられ、新たな公害である「香害」を社会問題と捉え、香料の必要性を疑問視する報道も行われています。一方、政府は、「確固たる知見がない限り、成分を規制することはできない」として消極的な対応に終始しています。また、日本石鹸洗剤工業会は「品質表示自主基準」を改定し、商品の容器包装等に、「目安量通り使用しましょう」などの表示を検討しているとのことですが、問題は使用量ではなく製品の成分が消費者に知らされていないことです。
消費者が健康で安心して暮らすため、政府は製品の香料成分の表示など、香料の安全性に対する実効性のある法的規制を行うべきです。子どもたちが安心して学校で学び、誰もが安心して暮らすことができるよう、以下について要望します。

1.「香害」で苦しむ人がいることを周知徹底し、ポスターなどで香料自粛に向けた啓発をしてください。
2.柔軟仕上げ剤、消臭除菌スプレーを「家庭用品品質表示法」の指定品目としてください。
3.香料の成分表示を義務付けてください。
4.国民生活センターに被害の実状に合わせた専用窓口を設置するとともに、「香害」の相談窓口を各都道府県に設置してください。

署名用紙を印刷の上、ご協力ください。
お手数ですが、市民ネットワーク北海道宛郵送、または、届けてくださいますようよろしくお願いします。
(〒060-0041 札幌市中央区大通東2丁目15-1 サラサビル4F)
締切:11月末 提出:12月14日

 

署名を呼びかけました。(10月3日、ル・トロワ前にて)

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