全国交流集会が11月15日、オンラインで開催され、約170名の参加がありました。申琪榮(シン キヨン)さん(お茶の水女子大学教授)による基調講演「世界の女性政党-生成と役割」の後、コロナ禍における取り組みについて各ネットから報告がありました。

申さんは、「女性政党は、1949年のアルゼンチン以降、現在に至るまで世界各地で多数誕生しています。女性の声を政治に反映させることを目的としており、既存の政党の政策や候補者選び、政治への固定観念をも変えていく存在です」と期待を示されました。短期間で消滅する女性政党が多い中、全国市民政治ネットワークが1977年から多くの女性議員を輩出したことに触れ「今後は多様な女性たちを代表できるかが課題です」と話されました。
第2部では、千葉ネットのホームレスを生活保護へつなぐ取り組みをはじめ、「アフターコロナ100人委員会」に取り組んだ神奈川ネット、「一斉休校の子どもたちの過ごし方アンケート」を行った埼玉ネット、「コロナ禍で困ったことは?アンケート」を行った東京ネットから活動報告がありました。
コロナ禍においても生活者の声を議会に届ける活動を全国の仲間とともにすすめていきます。